【連載 ばぁばみちこコラム】第二十五回 乳幼児突然死症候群
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
乳幼児突然死症候群は気温が下がる冬場におこりやすい傾向があります。厚生労働省は、平成11年度から、毎年11月を「乳幼児突然死症候群の対策強化月間」と定め、乳幼…
【連載 ばぁばみちこコラム】第二十四回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―伝染性紅斑―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
伝染性紅斑は、幼児や学童など子どもに流行する病気で、発疹を伴います。典型的な症状は両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」とも呼ばれていますが、かかっ…
【連載 ばぁばみちこコラム】第二十三回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―水痘(水ぼうそう)―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
水痘は「水ぼうそう」とも言われ、9歳以下での発症が90%以上を占める子どもの病気です。 大人になって水痘に罹ると重症化することが多く、また、妊娠中のお母さん…
【連載 ばぁばみちこコラム】第二十二回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―麻疹(はしか)―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
麻疹ウイルスは非常に感染力が強く、手洗いやマスクをしただけでは予防ができません。予防にはワクチンの接種が唯一最も有効な手段です。 日本での麻疹の流行が懸念され…
【連載 ばぁばみちこコラム】第二十一回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―単純ヘルペスウイルス―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、免疫力が下がると再発しやすいウイルスです。多くの人は、幼い頃の感染によって抗体を持っていますが、妊娠中に初めて感染したお母…
【連載 ばぁばみちこコラム】第二十回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―サイトメガロウイルス―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
サイトメガロウイルスは世界中に存在するありふれたウイルスです。多くの人は、幼い頃に保育園などの集団生活の中で感染しますが、未感染のお母さんが妊娠中に初めてサイ…
【連載 ばぁばみちこコラム】第十九回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―梅毒―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
厚生労働省の感染症発生動向調査によれば、平成25年頃から梅毒の感染者が増加し始め、再び流行する兆しを見せています。梅毒はペニシリンの投与によって治る病気です。…
【連載 ばぁばみちこコラム】第十八回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―トキソプラズマ症―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
イヌやネコなどペットと一緒の暮らしは楽しいものですね。TORCH症候群の一つであるトキソプラズマ症はネコが主な感染源です。妊娠中に初めて感染すると赤ちゃんに重…
【連載 ばぁばみちこコラム】第十七回 赤ちゃんに問題となるお母さんの感染症 ―風疹―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
昨年夏頃から風疹の流行が懸念されています。妊娠初期にお母さんが風疹にかかると、赤ちゃんに重篤な障害が起こります。予防には風疹ワクチンの投与が唯一最も有効な手段…
【連載 ばぁばみちこコラム】第十六回 こどもの事故―やけど―
広島市民病院 総合周産期母子医療センター 元センター長 林谷 道子
やけどは、直後の強い痛みだけでなく、大きくなってからもケロイドなどの目に見える痕を残すことがあり、子どもにとってつらい事故のひとつです。特に赤ちゃんは皮膚が薄…