訪問リハで使っているおもちゃの紹介 理学療法士 小柳翔太郎

 訪問リハの仕事をしていると、お母さんたちから「この子は、どんなおもちゃだと楽しく遊べますか?」といった質問をよく受けます。
 そこで今回は、小さいお子さんに対する理学療法場面で私が使っているおもちゃを紹介したいと思います。

新生児から遊べるベビージム

 子どもを膝の上に座らせて足で蹴って遊んでもらったり、ソファーやテーブルの上に置くことでベビージムを目指して膝立ちやつかまり立ちに挑戦してもらったりと、コンパクトなサイズのため色々な使い方ができます。

 

ピアノや太鼓の絵本

 音楽がなる(歌が流れる)だけでなく、自分でピアノを弾いて遊ぶことができるのがポイントです。ピアノの絵本は鍵盤も押しやすいため、小さなお子さんでも遊びやすいです。鍵盤の押しやすさはどれもおおよそ同じですが、音楽(歌)を選択する部分は、左の方が押しやすいです。音楽(歌)の種類や鍵盤の数、音色やリズムを変えることができるなど機能は絵本によって様々です。

 

チェーンビーズ

 4ヶ月頃のお子さんから遊べます。カラフルでキラキラしているし、触るとチャラチャラ音がなるのがお子さんには魅力的みたいです。穴があいているため、つかみやすいのもポイントです。チェーンに向かって手を伸ばしてみたり、つかんで舐めたりと色々な遊び方ができます。
 ただし、小さいおもちゃのためチェーンを長くつないだ状態で使用すること、チェーンが破損すると誤嚥する危険性があるため、必ず大人が近くで見守っている場面で使ってください。

 

 

 


  • 記事内で紹介している器具・製品等は、当該器具・製品等の取扱説明書等をご覧の上、正しくお使いください。
    記事内で紹介している器具・製品等の使用方法を含め、記事内の方法は、あくまで体験者の参考例であり、安全性等を何ら保証するものではありません。
    また、すべての人に適応できるものではありません。必ず専門のセラピストにご相談の上、使用の際には、お子さんから目を離されないようにご注意下さい。