夏の名残と秋の気配

　夏の名残もやっと薄れ朝夕の心地よい風に秋の気配を感じる頃になりました。先日の中秋の名月では雲隠れしながらもとても幻想的な月を見ることができました。お子さまと一緒に見られた方もいらっしゃることでしょう。

　さて今月は絵本をお休みして、よく質問されるどんな事をして子どもと遊んでいいかわからないというおうちの方へ遊びの紹介をしたいと思います。

♪歌とくすぐり遊び

　私達のこどもは障害があるため身体の動かしにくさ、緊張等で外部からの刺激を受け取りにくさがあります。なので触ってあげる事がとても大事です。おうちで遊ぶ時は季節の歌やおうちの人の好きな歌で頭から足先まで触って歌ってあげましょう！　触られるのが慣れたらくすぐりをしたり、段階的に様子を見ながら遊びましょう。子どもたちはこちょこちょが大好き。

　積み重ねるとこちょこちょって言うだけで嬉しそうな顔をしてくれたりします。

くすぐり遊びの紹介　

　♫一本橋こちょこちょ

　おなじみですね。

　　一本橋こちょこちょたたいて(やさしく)つねって(やさしく)階段のぼってーーこちょこちょこちょこちょ

　　右手、左手、右足、左足…応用したりしてみてくださいね。

　♫草ぼうぼう

　こちらはお顔のくすぐり遊び。

　小さい兄弟にもしてあげてくださいね

One　more

　お子さんはおうちの人の声が大好きです。生まれたときからずっと聞いている声、おうちの人の声を聞くとうれしくなります。遊びの時もそうですが

いつもの日々しっかりと名前を呼んであげてほしいと思います。

　生まれたとき幸せを願って一生懸命考えた名前をおはようの前、オムツをかえる前、お出かけの前、、、いっぱい名前を呼ぶことは愛情がたっぷり含まれていてお子さんに伝わるそうですよ